IUGG at Perugia
July 9-16, 2007
[7月9日]
- 出発が予定より2日延びてしまった。Florenceの宿は、やはり突然のキャンセルのため1泊分ちゃんと取られてしまったが仕方がない。
- 朝5時過ぎにMKが迎えに来る。4時間程度の睡眠だったが、なんとか起きて乗り込む。空港には8時頃到着。途中でいろいろピック
アップがあったから時間がかかったのか。
- それ以降は順調に搭乗。飛行機の映画は夜の博物館とドラゴンライダー。どちらもちょっと見たかったので、嬉しい。夜の博物館ではロビン・ウイ
リアムスが重要ではあるがわき役で出演していたので驚いた。どっちも映画館でお金を払って見るとちょっと怒るかもしれないけれど、只で見るならまあそれな
りに楽しめるかな。でもやはりフランクフルトまでの12時間は長い。フランクフルトで余り待ち時間無く、フィレンツェに。珍しく上に翼があって4発の小型
ジェット機。帰りに飛行機も写そう。
- フィレンツェの宿は7千円弱なので、人1人が立つのがやっとというシャワーと、珍しくシングルベッド。でも安いし、寝るだけだから問題なし。
朝までぐっすり寝る。
[7月10日]
- 9時過ぎの列車に乗ってペルージャへ。途中で本当の鈍行に乗り換えて到着する。フィレンツェ駅では危うく駅で切符に刻印するのを忘れるところ
だった。ペルージャでは、駅から無事にバスに乗ってホテル近くのバス停まで到着。
- ホテルでは、中田さんがロビーで待ってくれていた。チェックインしてから会場まで、いろいろ状況を話しれくれる。聞くほどに今回の会議はいい
加減!7万円もの登録料を取っているのに、要旨集はないし、スケジュールはその日にならないと分からないし。ま、普通に変更はあるものだけど、おおまかな
プログラムが無いとどうしようもないでしょう。登録料は一体どこに消えているのでしょう?????????
- まず、モンスーンのセッションに出るが、遅れた挨拶をしようにもWuさんは会場に帰ってこないし、どうしようもない。なんか会議(発表)なん
てどうでもいいや、というふんいきが漂っています・・・
- 今日の夜にキースジャレットのコンサートがあると聞いて慌ててチケットを購入。最初は(有名らしい)ジャズフェスティバルと重なっているとい
う事で、何考えているんだと怒ったけれど、宿さえ確保できれば町中がジャズのお祭り状態だし、生(野外)コンサートも聞けるしとても楽しい。
- コンサートは21時から23時まで。アンコールは無かったけれど、生のピアノが聴けて感激。やっぱりいいなぁ。そのあと、ピザ屋さんに入って
ピザとワインでお腹を満たす。
[7月11日]
- LOC発行の新聞で今日の予定を確認。そんなのを見ないと行けない状態は、ますいでしょう!と突っ込みたいけど、どうしようもない。それによ
るとモンスーンセッションはまだ続いているし、MJOセッションも今日の夕方から明日にかけて面白いのがある。地形のセッションと明日は重なるので、うろ
うろしないといけないかも。
- 夜は、パニーニと町のそこら中にできているPeroniの生ビールスタンドで仕入れるビールとですます。パニーニも一つ2〜3ユーロで高くな
いし味も悪く無いし、ビールも普通は3ユーロ、スタンドによって2.5ユーロもあったりして、冷えてて美味しいし。ジャズは流れているし。教会の階段に腰
掛けてビールとパニーニで1人で夕食でも全然寂しくなく、楽しめました。
- でも、帰るまでにちゃんとしたイタリア料理を堪能したいものであります。
[7月12日]
- 午前はMJOのセッションに、午後は地形のセッションに出る。
- 地形のセッションではGageさんやらLottさんやらSmithさんやら以前に論文で良くお目にかかった名前が並んでいて懐かしかった。で
も、やっぱり今はMJOの話の方に身を乗り出してしまう。
- 夕方、中田さんと待ち合わせて近くのリストランテへ。途中で田中賢治さんと学生さんが合流し、4名でガイドブックに紹介されている店にいく。
モレッツァチーズとラビオリを頼んだら、チーズとラビオリが一緒に出てきた。やっぱ、チーズはオードブル(Antipasta)だから先に出してよね。
チーズはしっかりした感じだったけど、美味しい。ラビオリも濃厚な味でOttimoでした。分けようという事で頼んだBistecchi(スペルはウラ覚
え)も肉の味がしっかりしていて美味しい。Vino de casa
1本と水と、他の人の注文いろいろあわせて130E也。ステーキが高かった。2人分だったのかな。味は良かったけど、ウエイトレスの1人が態度が悪かった
のが残念。そんなことはガイドブックに書いてないしね。日にちをおいて行く機会があれば行くけど、続けていくことはしないな。
[7月13日]
- 午前中は地形のセッションに。地形の研究は山岳波やら地形性の循環やらになるけれども、特に山岳波関連は細かな事をつついている感じになって
きた。新たな観測が少しされているようなので、えっと驚く事実が出てくるとまた面白くなるかも。地形性循環は土地土地の循環の観測を如何に一般的な枠組み
で解釈するかに腐心しないと、面白くないですね。
- Lottさんはまだ若い感じ。相変わらず数式を駆使した発表をしていた。よっぽど同様の研究をしていないと、初めて10分ほど聞いて分かるよ
うな内容ではない。
- 午後は自分の発表を終えて、MJOでKen
Sperberの発表を聞く。ECHAMで冬も夏もMJOやそれに関連した季節内変動がうまく再現できているという話。MJOってモデルで出ていたという
事?詳しい人に確認しておこう。
- 今日の夜は、Perugia最後ということで、森さん達とレストランへ。大人の集まりだから昨日に引き続いて美味しいものが食べられるか
なぁ。
[7月14日]
- 朝Perugiaを後に、フィレンツェへ。明日はフランクフルト経由で帰国して、出張終了!