7月22日 共生プロジェクト第7課題 第1回会合
at 地球フロンティア
13:00〜
[淡路]
- 趣旨説明,他課題の説明
- 1990年代後半の4次元結合再解析データセットの作成,解析
- データの収集,品質チェック,再解析データ作成,多目的利用型データベース
- 現在の再解析データ(含project)はOAか3DVAR,かつ非結合!
- 5年後の評価には結合&4DVARが必須
[佐藤(地球フ)]
- 概算払いを10月に実施するのは困難
- 成果については委託者(JAMSTEC)に属する。発表等の事前承諾は不要。
[川村(東北大)]
- 高精度海面水温データの作成 by 衛星
- 衛星データをmergeしてSSTの日変動(13回/日)を検出。5km格子。
[江淵(北大)]
- 全球風応力データセット作成・検証
- ブイ比較でRMS〜1m/s程度
- 1度格子のデータは存在(ex 轡田)
[轡田(東海大)]
- 海面フラックスデータセット作成・検証
- J-OFURO(http://dtsv.scc.u-tokai.ac.jp)
- 熱フラックス:データセットの比較と共に最善のデータを探る
[早稲田(IPRC)]
- データの集約・品質管理・データネットワーク
- データ収集の音頭取り・メタデータの整備
- cf APDRC(Asian Pacific Data ...)
[堀内(AESTO)]
- 分散共有型データベースシステムユーティリティ・管理環境整備
- 分散データベースの論理的結合・検索,可視化プログラムとの連携
- 地球シミュレータ:HD〜100MB/s:TBの読み書きに数時間
[佐久間・高橋・大淵(地球シ)]
- 海洋(佐久間):OfES(MOM3改良版),既に40年積分終了,観測とよい対応
- 大気(大淵)
- AfES1.05:簡単荒川シュバート,Kuo,鉛直σ,スペクトルオイラー
- AfES2(2003):Emanuel積雲対流,Tracer保存セミラグ
- AfES3(200X):ECHAM4,新栗原対流スキーム,鉛直ハイブリッド,力学に保存セミラグ
- 大気・海洋・海氷結合モデル(高橋)
- AfES: 99.997%以上の並列性,OfES:99.89%以上の並列性
- 大気:T319のフル結合可能
- IO,カップラでも完全並列化(海洋部,大気部それぞれにカップラが付属)
- 極問題はフィルタで回避
[池田(北大),淡路代読]
[増田(地球フ)]
- 結合モデル用(偏りのない)陸域モデルの開発
- MATSIRO(陸面,SVATS) & TRIP(河川,分布型)
- 陸面モデルの同化を実行はどうするか?
[栗原(地球フ)]
- モデルの改良に向けて
- 現象スケールの把握,座標系の選択,解像度の選択
- 外力への応答
休憩
15:50〜
[小守(地球シ)]
[杉浦(地球フ)]
[増田(地球フ)]
[根田(京大)]
- インド洋の大気海洋相互作用の検証
- モンスーン変動と海面温度の関係
[蒲地(気象研)]
- 気象庁現業の4次元最適内挿法(with nudging)(COMPASS-K)との相互比較:max0.25x0.25度,可変格子
[樋口(統計数理研)]
- 高次元非線形・非ガウス型フィルタ&4次元同化システムへの適用
- 理論的にはKalman filterはもちろん非線形・非ガウス型でも解ける:次元が大きくなると別の困難あり
[石川]
[里村]
[広瀬(九大)]
- 日本海同化予報システム
- 線形ですむ同化は線形同化手法(ex Kalman filter)を使おう:非線形と線形手法の適切な組み合せ
[討論(淡路)]
- 大気モデルのバージョンアップと随伴モデルの開発の関係:
- 3年後に中間評価があるので,その時点で成果が必要:気候値再現が必須